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High performance housing

高性能住宅 高性能住宅は、家を建てる標準です。
高性能住宅とは、「夏に涼しく冬暖かい」「地震などの災害に強い」などの性能を持った家のことです。
安全・快適に暮らせるのはもちろんのこと、税金や補助金といった面でもメリットがあります。

気密性

冷暖房で室温を調整する現代の住まいにとっては、壁や窓などの「すきま」をなくし、すきま風を通さないようにする事で、エネルギーを効率的に利用する事できます。

断熱性

冬の寒さや夏の暑さは、壁や窓を通して室内に伝わってきます。断熱性能の高い窓や壁を採用する等の対策で、季節による気温の影響を受けずらい家を実現します。

耐震性

建築基準法の基準=震度6強~7程度の大地震で倒壊・崩壊せず、震度5程度の中地震で損傷しないレベルが求められます。地震の揺れにどのくらい耐えられるかは「耐震等級」1~3の等級で表記されます。

耐久性

耐久性の高い部材を使い、水分の影響やシロアリ被害軽減の対策が適切にとられた家は、住まいの寿命が延びると建て替えが少なくて済み、メンテナンスにお金や労力を抑えつつ家が長持ちします。

高性能住宅は、外気温の影響を受けにくく、家全体を効率的に温度を管理できる事から、省エネ効果が期待できます。
換気にも優れ換気システムのフィルタリングによって、汚れや有害物質がカットされた綺麗な空気を住宅内に取り込み、淀んだ空気を排出することで住宅内の空気を常に新鮮で綺麗な状態に保つことができます。
長期にわたって良好な状態で使えるようつくられた住宅は、自治体から「長期優良住宅」という認定を受けることができます。長期優良住宅の条件には、劣化対策・耐震性・維持管理の容易性・可変性・バリアフリー性・省エネ性能・住居環境・住戸面積といった項目があります。長期優良住宅の認定はある程度の住宅性能を持っているという目安になり、税金面でもメリットが得られます。